おいしさへの挑戦OUR CHALLENGE
全国の養殖ウナギ生産量の約40%超を占める 鹿児島県にあって、 その北西部に位置する薩摩川内市は 豊かな自然に恵まれた北薩地区の中心都市
川内川
市内を流れる川内川は、
白髪岳(標高1417m)を水源とし、
熊本県、宮崎県、鹿児島県の3県にまたがり、
川幅を広げながら
東シナ海へと注ぐ一級河川です。
豊かな水資源と温暖な気候に恵まれたこの地で、
私たち薩摩川内鰻は、美味しいうなぎを大切に育て、
加工し、そして全国の食卓へとお届けしています。
自社養鰻場
元気で健康なうなぎを育てるためには水質の管理がとても重要となります。 温度、水質、酸素量などを厳しく管理し、毎日実施する水質検査で、 水のにおいやにごりなど水の状態を常にチェック。 うなぎがのびのびと成育できる最高の環境づくりにこだわっています。
コンピュータ制御による水質管理
池の温度は約30度に設定し、 水温が下がればボイラーが作動し自動加温するなど 徹底した管理をしています。
当社オリジナルの配合飼料を使用し、一日2回、給餌を行っています。
全国への安定した供給を図るため、私たち薩摩川内鰻では、 自社で育てた鰻のほか、鹿児島県、宮崎県、 熊本県の養鰻場で健康に育った活鰻を使用。あくまでも国内産にこだわっています。
HACCP認定工場
品質管理
私たち薩摩川内鰻は、 活鰻の仕入れから製品までのトレーサビリティ(生産履歴管理)を確立。 徹底的に衛生管理した自社工場にて、最新鋭の機器、技術を常に取り入れ、 安心・安全な製品づくりを追求しています。 本社工場は食品の安全保証のための国際的な基準をクリアするHACCP認定工場であり、 徹底した品質管理を行っています。 日々、製品ロットごとに抜き取り検査を実施し、安全・安心な商品をお客様にお届けします。
厳しい独自の品質基準のもと、 1尾1尾の健康状態をチェック、新鮮で元気な活鰻だけを選別します。 厳しく選別された良質な活鰻は、熟練した職人の手で素早く、手際良くさばき、 最新機器とこだわりのタレでふっくら美味しく焼き上げます。
- 入荷
- 入荷した活鰻を厳しく検査
- 割き
- 職人の手により、1尾ずつ丁寧に捌きます。
- 投入
- 捌いたうなぎをライン上に並べていきます。
- 白焼き
- 電気ヒーターとガスの火の合わせ技でしっかりと焼き上げます。
- 蒸し
- 持ち上げようとすると身が崩れてしまう程ふっくらとなります。
- 過熱水蒸気
- 業界初の過熱水蒸気で焼いたうなぎは、外側はパリッと、中はふっくらと仕上がります。
- 蒲焼
- 専門店のうなぎ蒲焼のようにタレ漬けと焼きを繰り返し、しっかりと味付けしていきます。
- 冷凍
- スパイラルフリーザーにより急速凍結されます。
電気ヒーターラインを導入した焼きラインでは、 備長炭に一番近い波長により焼き目が細かく、芯からしっかり焼き上げます。 しっかり火が通った白焼うなぎは、蒸し器を通ったのち、 過熱水蒸気焼成機へと進み、再度焼き上げます。最高蒸気温度は300度以上。 過熱水蒸気によって食感をふっくら柔らかく仕上げます。
美味しく焼きあげたうなぎは、スパイラルフリーザーで急速冷凍され、 1尾1尾丁寧に梱包された後、 全国各地の大手スーパーマーケットや百貨店などを通じて、 お客様の食卓へとお届けしています。