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代表挨拶MESSAGE

(株)薩摩川内鰻のルーツである備後漬物(株)は、 今でこそ西日本最大の漬物メーカーとなりましたが、 そのスタートは町の小さな漬物屋でした。 必死に働く父母の姿を見ながら、家業を継いだ私は、 当時誰もやっていない浅漬けを思いつき設備投資も実施、 事業拡大の基礎を作り上げました。 「食卓に幸せと感動を届けたい」その父母の思いは、 備後漬物を経て薩摩川内鰻にも引き継がれているのです。

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 鹿児島市の北西に位置する薩摩川内市は、古くから豊富な水源を生かし、 うなぎの養殖が盛んな町でした。しかしながら生産者の高齢化が進み、 また後継者不足も重なって、養殖事業は衰退の道をたどっていたのです。  そこで希少となりつつある国産うなぎを守るとともに、 薩摩川内の地域ブランドの輝きを取り戻すべく、 2010年1月にうなぎ加工業として設立したのが「薩摩川内うなぎ(株)」です。 その年の7月には、自然に囲まれた薩摩川内市に本社工場を構えました。 製造技術、生産能力で業界トップクラスのHACCP認定工場です。

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 地域に密着した私どもの事業は、地域産業の高度化や雇用の維持・創出に 大きく貢献するものと期待され、薩摩川内スピリッツ第一号に認定され、 地元テレビ局からも多くの取材を受けるなど、大いに注目されました。  さらに2014年には『(株) 薩摩川内鰻』を設立。 養殖事業からスタートし、2017年には新工場での加工事業を開始。 2020年7月には、薩摩川内うなぎ(株)を(株)薩摩川内鰻へ統合しました。  私たちが使用するうなぎは、国産養殖鰻の本場ともいえる 鹿児島県、宮崎県、熊本県で育った活鰻のみを使用しています。 南九州は、穏やかな気候とミネラル豊富な水源が多く、 そこで育ったうなぎは健康で良質なことが大きな特徴です。 そんなうなぎの中から、さらに当社の厳しい品質基準を クリアしたものだけをお届けしています。  その美味しさが認められ、大手コンビニエンスストアやスーパー、 百貨店、通信販売などで当社自慢の蒲焼きは どんどんシェアを拡大していきました。 取引先のニーズに即応するため、新工場へ焼成ラインを増設、 うなぎ蒲焼きの技術を使い、様々な食品加工も出来る最適なラインも導入しました。

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 地元を想い、大切にし、地域の雇用や産業を創出したいという思いから、 鹿児島、沖縄の島嶼部での事業構想や、広島県福山市で 福山北産業団地第2期事業立地協定を締結するなど、 新たな挑戦を計画しております。 『素材の厳選』『熟練の加工技術』『徹底された品質管理』の3つを軸に、 一人ひとりが常にお客様の立場に立って考え、 さらなる美味しさへの挑戦を続けてまいります。 九州から全国へ、おいしい恵みの品を届けていきたいと思います。

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代表取締役 佐藤光信
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